私たちのエスケープ🚀

やる気あり美から宇多田ヒカルまで
ねじまき 2024.04.24
誰でも

どうも、ねじまきです。
久しぶりのニュースレター、リハビリがてら書いていこうかと。

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気になったニュース

個人的に印象に残ったニュースの振り返り。

つまり、政治には関与せず、私生活の中で閉じて生きていこうとする人々は、公的なサービスに期待せず自助努力だけでやっていこうとする傾向が強い。このことは、彼らの公助に対する支持が弱いことを意味しており、「政治と関わりたくない人たち」が増えることで、ますます自助、自己責任が強調される社会になる可能性を示唆している
政治への関与をあきらめ公的な領域から撤退してしまう人々が増えることは、実は公的なサービスやセーフティネットの縮小につながりかねないのである。社会の問題を自助、すなわち個人的に解決するのではなく、社会全体で集合的に解決していくためには、政治に関与し続ける人々が必要である。

   (ねじまき通信でも紹介しました)    

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AIが抱えるステレオタイプについて。

画質は向上した一方で、AIが生成する画像は、単純化され、白人を中心としたクィアライフを提示することが多い。
ゲイ男性はファッショナブルな服装で、腹筋が際立っている。トランス女性は、ランジェリー姿や胸の谷間に焦点を当てたカメラアングルで、過剰に性的に描かれている。
アルゴリズムをより進化させる方法のひとつとして考えられるのが、世界中のLGBTQの人々をより幅広く含んだデータをうまくラベリングし、それを使うことだ。しかし、本人たちが新興企業に個人情報を託すのをためらうかもしれない。

学習データに基づいて、典型的な”正解”を描こうとする人工知能。
少しずつ改善はしていくだろうけれど。

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そのくらいには、いまの日本は当事者として顔を出して活動できるほど安心できる社会ではないと考えています。
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わりと真面目な法律論の話。

ここで重要になるのは、表現者の側も抗議者の側も自分の意見を表明し続けられること、より多くの意見や表現によって納得や発展を目指す「モア・スピーチ」の考えです。これは、不適切な表現の「退場」や「排除」を目指すことや、批判を「空気を壊すな」と言って制することとは逆の方向です。
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やる気あり美の編集長、太田尚樹さんのエッセイ連載、これで最終回だそう。

「聞いた? LGBTって言うらしいね」4文字の英単語が海を渡って港に着いた、という話を聞くようになったのもあの頃だった。思春期にゲイであることを自覚し、みんな違ってみんないいなんて綺麗事だ、という薄淡い失望感に包まれながら成人した僕たちは、背後から迫りくる虹色の歓声をどう受け取ればいいのか分からなかった。前だけではなく、後ろからも漠然とした不安が迫ってくる。そんな時を生きていた。

「みんな違って、みんなキショいのにね~!」

「どこにも行かなくてよくない?」は、僕らの価値観になった。新宿二丁目にも踏み込めず新宿三丁目の『鳥貴族』で、LGBTの波にも乗る自信を持てないままに僕たちは、今自分たちがどこで何を思っているのかをそのまま発信することにした。それが『やる気あり美』というクリエイティブチームの始まりだった。

どこにも行かなくていいと思った僕たちは結果的にいろんな場所に行くことになった。そしてその旅は、それぞれに自分の目的地を見つけさせ、ゆっくりと離別につながっていった。最後の砦みたいに6年間続けてきたミシェウと僕のラジオも今月で終わる。そしてこの連載も、今回で終えることにした。

ほんとにお疲れ様でした。
まだまだ色んな活動をされるだろうし、今後も楽しみにしてます。

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今月の一曲

『二時間だけのバカンス / 宇多田ヒカル feat.椎名林檎』

4月といえば、やっぱりベストアルバム『Science Fiction』発売。
ということで宇多田ヒカルの曲を紹介。

公開された当時、女性同士の恋愛を示唆する歌詞やPVが割と話題になったのを覚えてます。
(確か宇多田ヒカルがノンバイナリーとカミングアウトする以前の曲だった)

忙しいからこそ たまに
息抜きしましょうよ いっそ派手に
朝昼晩とがんばる 私たちのエスケープ

PVがいかにもSFな感じで、改めて良いなと。

宇多田ヒカルのベストを聞いて、なんか色々励まされた4月でした。

"私たちのエスケープ"としてのニュースレター、今後もお届けできればなと。

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Podcast

上にも書いたやる気あり美の太田尚樹さん・みしぇうさんが長年配信されていた「そうだゲイにカミングアウト」も今月終了予定とのこと。アーカイブは残るはずなので、今からでもぜひ。

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朝日新聞×Spotifyの企画、「PRIDE CODE」。
リナ・サワヤマさんも出演されていたりも。

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つぶやき of the Month

神田 大介
@kanda_daisuke
https://t.co/XbQ0C9H1iH
2024/04/21 13:42
3Retweet 72Likes

カツヤ🍉
@konichiwa_minna
結婚に興味がなかったのは元々選択肢が奪われていたからだということが今なら分かる 結婚に対する憧れとか理想はないけど、婚姻制度で得られる実益やそこから排除されることで被る不利益に対する怒りはある 結婚したいかどうかでなく、異性カップルにある選択肢が私たちから剥奪されていることが問題
2024/03/14 22:51
5Retweet 55Likes

(Threadsが読みにくいかも?)

またっきー
@cg_matakki
TRPに行ってきたこと、下手するとノンケの友達よりゲイの友達に話す方が難しいんじゃないかって現状が歯がゆいところ。
2024/04/22 22:55
1Retweet 5Likes

まるもち
@maru_mozzi
TRPは企業PRに利用されてると言われることが増えたけど、きっとどんな企業でも最初に「TRPに出ませんか」って結構な勇気を出して声を上げた人たちがいて、多くの場合ほぼ社内ボランティアみたいな動きで、上層部に参加の意義をプレゼンしてどうにか予算を勝ち取って、社内のひんやりした視線も時折→
2024/04/22 21:55
71Retweet 695Likes

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Twitter(X)はあまりつぶやかなくなってしまったけれど、
マストドンやスレッズはクィアな人も多くてわりと気に入ってます。

よければフォローしてみてください。

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共感と距離感の練習 / 小沼理 著

「わかる」なんて簡単に言えない、「わからない」とも言いたくない。ゲイ男性の著者が、自他のあわいで揺れながら考えるエッセイ。

5月23日発売予定だそうです。Amazonでも購入できます。

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映画

『異人たち』

評判良さげなので、5月に観に行く予定。(誰か一緒にいきます??)

原作も読んでないけれど、こちらのインタビューも興味深かった。

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今回はリハビリがてらのニュースレターでした。
theletterのデザインが変わり、過去記事も読みやすくなったので
一度見返してみると、面白い発見があるかも。
去年のTRPとか、おととしのとか。

・・・というこで、そろそろこの辺で。

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月末に4月号配信予定なので、まだ間に合うはず。
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