オリビアを聴きながら💽
どうも、ねじまきです。
暑い、アツい、とにかくあつい。
こんな夏は、オリビアニュートンジョンを聴きながら過ごすしかないですよね。
LGBTQニュース振り返り
ドーナツレターでは、明るい話題をお届けしようかと思っているんですが、
なかなか良いニュースが見つからず(泣)、重ためのニュースが多くなりました。
見たくないけどみなきゃいけない現実。
日本において性の多様性の問題が進まない一因に旧統一教会が日本の政治に巧妙に入り込んでいる側面はあるかもしれない。自民党政権がこうした宗教右派の考えに傾いている面もある。ただ考え方や主張が一致し、支え支えられの関係になることは悪いことではない。今問題なのは、旧統一教会が“宗教団体の顔”よりも“反社会勢力の顔”を持っていることにあるのである。
「男性の性被害は、被害に遭った男性自身にとっても“あるはずがないこと”として見えづらくさせられているんです。被害に遭った男性たちは、“本当の男は強くあらねばならない” “男の体は少しぐらい粗雑に扱っても大丈夫”といった規範的男性像と、自分が受けた性被害の事実や被害後の心身に対する影響が一致しないので、そのギャップに苦しむことや、性被害だと認めることに時間がかかることがあります。
ジェンダー的な話も少し。京都の話題を二つ。
祇園祭の鉾やだんじりなどに、女性は現在も上がることができません。(記事内容とはずれますが)
日本に限らず、女人禁制のある場所は世界にまだまだありますが、もう2020年代だよ、と言いたくなるのでもうそんな伝統はいいんじゃない?と思ったり。
たまにありますよね、こういう気まずいシチュエーション。
最近古本屋で見つけて思わず手に取った『グッド・フライト、グッド・ナイト──パイロットが誘う最高の空旅』。
マーク・ヴァンホーナッカーというパイロットの本なのですが、
筆者紹介を見るとどうやらNewYork Timesに寄稿してるそう。
ググってみると、「あれ、このサムネイルみたことあるんだけど・・・」と
先月NewYork Timesでみた記事の筆者の本を偶然古本屋で見つけるという偶然。
僕はこういう偶然の瞬間をポールオースターの『ムーンパレス』にちなんで"ムーンパレシーな" と呼んでいるのですが、(僕が勝手に造ったことばです)
リンクで紹介しているのは、
「ゲイパイロットとして振り返る 旅行はクィアな人にどんな意味を持つのか」という記事で
コロナ禍海外にいけない旅行好きの気持ちを少し満たしてくれるコラム。。
『グッド・フライト、グッド・ナイト──パイロットが誘う最高の空旅』、
飛行機や空港の裏話を読めたりするので興味のある方はぜひ。
今月の一冊
ポッドキャストや音楽レビューでおなじみの映画・音楽ライターの木津毅さんの新刊。
「おっさん=古いもの、いまの社会の悪しき土台を作ったもの」とみなされる今日この頃。それならいま「おっさん」はどこへ行くべきなのか?
Cakesの連載をもとに作られ、
映画や音楽、ドラマなどいろんなポップカルチャーを絡めニューダッドへの愛を語る一冊。
具体的に挙げると、
シンプソンズからブルーススプリングスティーン、 ストレンジャーシングス、セスローゲン、クッキングパパ までほんとに多種多様なダッドのかたちがあるんだな、と。
僕自身の話をすると、正直なところ"ダッド系"よりもわかりやすい男臭さのある男性の方が好きなんですが(さっきまで柔道男子の動画を見てたのは秘密)、
冒頭から『タンタンの冒険』のハドック船長の話が出てきて一気に心惹かれました。
セクシャリティや政治などいろんなテーマが盛り込まれてますが、
決して難しいことばで書かれているわけではないので、
本屋さんで手に取って、自分が気になったページから読んでみてください=
変わり続ける時代のなかで、世のなかは意識をアップデートせよと言うけれど、人間は機械のように内面をさっと入れ替えることなどできない。それが前の世代から呪いのように引き継いだものであればなおさらだ。そしてスプリングスティーンの歌は、簡単に変われない人間の生々しい弱さと、それでも変わろうとする人間の不思議な強さとの両方をしっかりと握りしめる。 P185より
今月の一曲
『Have You Ever Been Mellow(そよ風の誘惑) / オリビア・ニュートン・ジョン』
『ニュー・ダッド』の流れからブルーススプリングスティーンを紹介しようと思ったのだけれども、 Olivia Newton-Johnの訃報が。
僕のファーストタッチは、やっぱりこれ。
「ダンス・ダンス・レボリューション」の初級者モードで使えた曲「そよ風の誘惑」。
プライドパレードでも歌ったりしてゲイアイコンとしても有名なオリビア。
めっちゃファンだった、というわけどもないのだけど、
日本中の電話の保留音のBGMになったり、あの涼しげな歌声は唯一無二よね。
ゲイなら「ザナドゥ」「フィジカル」ぐらいは聴いても損はないはず。
安らかに。
ツイート・オブ・ザ・マンス
印象に残ったツイートを紹介するコーナー。
「だわ」「のよ」系の語尾が使われる量は減っているんだそうで。
24日にグルメエッセイ的なものを配信予定なのでお楽しみに。
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